疾患や治療のこと

心電図の読み方①心電図とは

みなさん、こんにちは!看護師のももです。

心電図って聞いただけで、拒否反応でる方いませんか?

ももはそうです!ドヤァ

不整脈の種類はめちゃくちゃ多いし、なんかアルファベットは変な記号みたいに見えるし、実際の患者さんの波形は教科書のようにきれいに出てるわけではないし・・・

見るのも嫌になってずっと見て見ぬ振りをしてきてしまった・・・なんて良くあるのではないかと思います。

そんな心電図なんですが・・・

 

理解できると意外と面白かったりするんですよ!😊

 

今回は、心電図と聞くと拒否反応がでる看護師さん達にむけて、なんとなく心電図が理解できちゃう記事の第一回目となっております!

 

もも
もも
でたよ「なんとなく」理解する記事・・・

 

まずは、心電図とはいったいなにを見ているのか
そして、どうやって読むものなのか

基本的な内容をおさらいしてみましょう!

心電図の基本

心電図とは?

まずは、心電図とは何かのおさらいです。
心臓は絶えずリズムをもって電気信号を送っています。

洞房結節から房室結節、His束、左右両脚、プルキンエ線維へ伝わり、これらが収縮してポンプの機能を果たします。
この電気信号を体表からとらえたものが、心電図です。

モニター心電図の付け方

病棟でおもに使うのは、3つの電極(赤・黄・緑)があるモニター心電図です。
付け方はすぐに覚えられると思いますので、きれいな波形をだすポイントをお伝えします。

  • 皮膚の汚れや皮脂をふき取る
  • 電極は乾いていないか確認する
  • できるだけ筋肉の上をさけて張る(ノイズの原因となる)

貼る位置は、赤=右鎖骨下、黄=左鎖骨下、緑左前腋窩線上で最下肋骨上です。
上記の付け方(3点誘導)は、十二誘導心電図のⅡ誘導に近い波形となります。

もも
もも
Ⅱ誘導ってなに?ってなると思いますので、十二誘導心電図の説明をする時に説明しますね!

正常な波形

これは洞調律(サイナス)波形です。記録にはSRって書いたりします。不整脈などのない正常な波形です。

これは一体何を表しているのか・・・?
それを知ることが、心電図を読むうえで大事になってきます。むしろそれを理解すれば、ほぼ理解できたようなものです。

P波は心房QRS波は心室に興奮が伝わる時の波を表しています。

つまり、P波の異常であれば心房の不整脈QRS波の異常であれば心室の不整脈ということになります。

もも
もも
不整脈の種類は、次の記事で紹介しますね

心電図を読むポイント

心電図を読むために、どの部分をみていけばいいか順番に説明します。

P波

心電図を読むポイントは、まずP波をみつける事です。

P波は、心拍ごとに変化したり、T波に隠れていることもあるので判別が難しいこともあります。
前後数拍のT波の形を観察して、P波に相当する波形を探すことが大事です。

P波があるか無いかによって、不整脈の種類が変わります。

QRS波

続いてQRS波をみます。QRS波の幅が正常範囲内かどうかを見てください。

小さい1マスが0.04秒/mmで、5マスで0.2秒/mmです。
QRS波の正常値は0.06~0.10秒なので、2.5マス以下が正常ということになります。

もも
もも
ももは細かい数字は覚えてないよ~幅が広いか狭いかだけでも大丈夫!


RR間隔が「整」であれば、その間隔から心拍数を計算することができます。

1500÷RR間隔(mm)=心拍数 (例:1500÷25=60回)

モニターをみれば心拍数は出ていますが、「何秒間に何拍」といった表現をすることもあるので、計算式は覚えておいてください。

PQ間隔

続いて、PQ間隔を見ます。P波が出現して0.12秒~0.20秒以内にQRSが始まっていたら正常です。
小さいマスの数で数えれば、5マス以内です。

もし、0.12秒以内に出現していたら、PQ時間の短縮と診断され、WPW症候群(ケント束という副伝導路をもつ異常)の可能性もあります。

5マス以上の延長がみられる時は、房室ブロックとなります。

房室ブロックにも、Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度、高度ブロック、完全房室ブロック・・・と種類があります。

ST変化

ST変化についてですが、これはすぐにできるものではありません。

狭心症などの心筋虚血の状態でST低下がみられる事が多く、心筋梗塞ではST上昇がみられます。
ですが、攣縮が強い異型狭心症でも、ST上昇がみられることがあります。

このように、単なるST変化だけでは判別が難しく、以前の十二誘導心電図と見比べたり、患者さんの症状とも合わせて判別していく必要があります。

まとめ

今回は、ここまでとなります。

実際の患者さんの心電図は、教科書のようにきれいな波形がでてることはまずありません。
ノイズが入っていたり、不整脈が混ざって判別が難しくなったり、電極を貼ってある位置によっても違ってきます。

大事なのは、その患者さんの波形を把握することです。

とにかくいろんな患者さんの波形を見て、自分の心電図の読み方は正しいのか、医師や先輩に確認して覚えていきましょう~!

 

 

 

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