疾患や治療のこと

循環器疾患をなんとなく知る

こんにちは!疾患復習中の看護師のももです。

 

本日は循環器のお勉強記事

入院している患者さんは、ほとんどと言っていいほど循環器疾患を既往に持っています

そして、入院中に既往の循環器疾患が悪化することも多々あるため、無視できない領域です。

循環器病棟に配属の方はしっかり勉強できますが、そうでない方は専門領域の勉強に加えて、さらに調べるの大変ですよね💦

もも
もも
きちんと理解してから患者さんの元へ行くのが正しいのですが、現場では勉強する時間なんかくれません…

そこで、とりあえず疾患の詳細は置いておいて、てっとり早く観察できるように観察点看護のポイントについて、さらっとまとめました!

主な循環器疾患

大まかな分類です。大体の概要が分かればいいと思います。

  • 心不全 心臓の機能低下により、臓器に十分に血液を送り出せていない状態
  • 虚血性心疾患 狭心症や心筋梗塞。血管内腔が詰まりかけたり、詰まったりする
  • 弁膜症 心臓弁の機能不全により血流障害がおこる
  • 不整脈 既往歴に詳しく書いてない事多いですw(ペースメーカー挿入中の人もいます)
  • 心筋疾患 拡張型心筋症など。心筋が肥大したり拡張したり硬化したりして血流障害がおこる
  • 心膜炎疾患 感染性心内膜炎など。炎症により心臓の拡張不全や心タンポナーデになる
  • 動脈・静脈疾患 大動脈解離やASO、DVT等の閉塞性疾患

もも
もも
心臓ってどんな構造だっけ?という人は、イラストで確認してね

検査データ

「なんか尿量少ない?脈も呼吸数も多いなぁ・・・」「患者さんが胸痛を訴えてる!」といった、心不全増悪や心筋梗塞を疑うときに、検査データは何を確認すればいいのかまとめました!

血液データ

  • BNP 心不全の重症度の指標。(基準値)18.4pg/mL。100以上は心不全を疑います
  • H-FABP 心筋梗塞の超急性期の診断に用いる。発症2時間以降で陽性に出ることが多い。腎排泄のため、腎機能低下していると擬陽性の時もある(基準値)6.2μg/mL未満
  • トロポニンT/トロポニンI 心筋梗塞の診断に用いる。発症3時間以降で陽性に出ることが多い。心筋壊死の程度がわかる。(基準値)T=0.09ng/mL以下 I=0.1ng/mL以下 ※簡易検査キットもあります。(トロップT、ラピチェックなど)
  • CPK(CK-MB) エネルギー代謝に関わる酵素。CK-MM(骨格筋)、CK-MB(心臓)、CK-BB(脳)のうち、CK-MBの割合が10%を超えると心筋梗塞を疑う。打撲や激しい運動でも高値になるから注意!
  • AST(GOT) 心筋の傷害により上昇。CKとともに上昇する。(基準値)10~33IU/L
  • LDH(LD) 心筋の傷害により上昇。(基準値)115~245IU/L
  • Dダイマー 血栓症やDICなどの診断に用いる。(基準値)1.0μg/mL以下
  • PT-INR 血漿の凝固時間を測定する。INRは国際標準化比の事で、ワルファリン投与時のモニタリングに使う。(基準値)0.9~1.1

他検査

  • EF(駆出率) 心エコーにて左室駆出率をみます。医師記録を参考にします。(基準値)60%前後。以下は収縮不全
  • CTR(心胸郭比) 胸部レントゲンにて画像データを判別します。ももはわからないので医師記録を参考にしますw(基準値)50%以下
もも
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他にも項目はありますが、循環器病棟ではこのあたり見てました。

観察項目

心疾患を疑う場合の症状をあげてます。心不全は、左心不全に伴って右心系もうっ滞し、両心不全になることが多いです。

  • バイタルサインの異常
  • 意識レベルの低下(心原性ショック)
  • 呼吸状態の悪化(安静時の呼吸困難感、労作時息切れ、呼吸数増加)
  • 激しい胸痛、胸部圧迫感、動悸
  • 心窩部痛や左肩から上腕にかけての痛み(放散痛)
  • 末梢の冷感や浮腫、知覚障害、動脈の触知
  • 尿量減少
  • 心電図の異常(心電図は洞調律がわかるようにしましょう!)

・心負荷がかからないよう、患者さんに合わせた活動量を考えます。

・便秘に注意します。力む事で血圧が上昇し、増悪につながります。

・足がむくんでいるからといって、心不全患者の下肢挙上は逆効果です。(血液が心臓に戻ってくるため、心負荷がかかります)

胸痛がある時は、安静保持してすぐに12誘導心電図を取り医師に報告します。医師から指示があるまで電極はつけたままにしましょう(緊急性が高いようなら、まず応援要請してください)。

治療に使う主な注射

  • 心不全治療薬・昇圧薬 ジゴキシン、イノバン、プレドパ、ドブトレックス、ボスミン、ノルアドレナリン ミルリーラ、ハンプ
  • 抗不整脈薬 ワソラン、サンリズム、リスモダン
  • 利尿薬 ラシックス、アルダクトン、ソルダクトン
  • 狭心症治療薬 ミリスロール、シグマート
  • 抗凝固薬 ノボ・ヘパリン
もも
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書き切れないので名前だけですみません。詳しい薬効や作用については次の機会にw

よく使う用語・略語

疾患

  • AMI 急性心筋梗塞
  • OMI 陳旧性心筋梗塞
  • AP 狭心症
  • CHF うっ血性心不全
  • DVT 深部静脈血栓
  • IE 感染性心内膜炎
  • AAA(トリプルエー) 腹部大動脈瘤
  • DAA 解離性大動脈瘤

治療

  • CABG 冠動脈バイパス術
  • CAG 冠動脈造影法
  • PCI 経費的冠動脈インターベンション
  • テンポラリー 体外式ペースメーカー(一時ペーシング)

不整脈

  • af/Af 心房細動
  • AF 心房粗動
  • ブラディ 徐脈
  • タキカルディア(タキる) 頻脈
  • Paf/PAF(パフ) 突発性心房細動/突発性心房粗動
  • Vf/VF 心室細動/心室粗動
  • VPC 心室性期外収縮
  • VT 心室頻拍
  • PSVT 発作性上室頻拍
もも
もも
この辺覚えておいて申し送りとかで使えると、なんかかっこいい気がする!笑

そのうち心電図や不整脈についても記事にしたいです!

 

ちょっと難しい記事になってしまいました💦

ももは循環器経験は1年間ととっても短いので、はっきり言って勉強・経験不足です。

もも
もも
不足している点もあるかと思うので参考程度にみてください

重要な項目が抜けてるよ!っていうことがあったら教えてくださると嬉しいです♪

 

↑参考にして書いてます。このシリーズめちゃくちゃわかりやすい。

 

 

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